メガネレンズのコト
メガネレンズ
メガネレンズにはどんな種類があるのでしょう。
レンズの特徴や見え方、それぞれのメリットなどをご紹介します。
メガネレンズの種類
メガネレンズは技術の進歩によって、薄くて軽いレンズが多くなっています。
メリット 軽くて割れにくい。さまざまなカラーをつけることできる。
デメリット ガラスレンズに比べると熱に弱く、変形しやすい。また、キズも入りやすい。
メリット 熱に強く、変形しにくい。レンズによっては、プラスチックレンズより、屈折率が大きいので、レンズを薄くすることができる。
デメリット プラスチックレンズに比べると重く、割れやすい。
単焦点メガネレンズ
単焦点メガネレンズは、1枚のレンズに1つの補正機能を持つレンズです。
近視・遠視・乱視の人の眼に合わせて、正視(正常な視力を持つ眼)に近い視力に補正するメガネレンズです。また、老眼の人が近くを見るための視力補正用レンズとしても使われます。
正視・近視・遠視・乱視のいずれの眼も、40代になると少しずつ老視が加わってきます。老視用の単焦点メガネレンズは、主に手元の視界を補正するもので遠くのものが見えません。パソコンでの作業の場合、度数によってはキーボードは見えても、モニター画面はハッキリと見えないことがあります。
※若い人は眼に調節力があるのでピンクの部分を見ることができます。調節力が落ちてくると見づらくなります。
二重焦点メガネレンズ
レンズに境目がある、遠近両用のメガネレンズです。
遠くを見る時は境目の上部(遠用部)、近くを見る時は、境目の下部(近用部)を通して見ることができます。
累進屈折力メガネレンズ
1枚のレンズで遠くから手元まで、連続的に見えるように度数が変化するメガネレンズです。
遠方・中間・近方が切れ目なく見える「遠近両用メガネレンズ」、中間や近方を重視する「中近メガネレンズ」「近近メガネレンズ」の3つのタイプがあります。
遠近両用メガネレンズは、レンズ上部(遠くを見る部分)から下部(近くを見る部分)にかけて徐々に度数が変化。視線を上下させることによって、遠方・中間・近方それぞれをよく見ることができます。
中近メガネレンズは、視線を上下させることによって、中間距離から近くのものまでスムーズに見ることができます。
手元からデスクまわりまで快適に見ることができます。
メガネレンズのコート
メガネレンズの表面には、家庭用包装ラップよりもはるかに薄いコートが施されています。
コートは、複数あり、それぞれがレンズの保護や視界のサポートの役割を果たしているのです。
レンズコートの種類
水滴が乾燥した時に発生する水ヤケからレンズ面を保護するコート。
反射によるチラつきを抑え、鮮明な視界を提供するコート。
やわらかいプラスチックのレンズ基材を保護するためのコート。
この画像は左右にスクロールできます。
カラーレンズ・機能レンズ
ですが、まだまだ”色のついたレンズ”に
抵抗のある人が多いですね。
だからこそ、HOYAは実用的で機能性のある、
普段使いのメガネレンズをおすすめします。
おしゃれ用カラーレンズ
T.P.O.やファッションに合わせて、また、肌の色をよりキレイに見せるためにもレンズカラーを選んでみましょう。メガネ店でのメガネ選びの楽しみがまたひとつ増えます。
調光レンズ(フォトクロミックレンズ)
- 室内で透明、外に出ると色づく
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室内ではほぼ無色透明、外に出ると太陽光や紫外線に反応してレンズが発色します。徐々に色が変わるため、ずっと掛けていても見え方が自然です。発色の程度にかかわらず、紫外線をほぼ100%カットします。
屋内では無色透明(※) (※)レンズの種類によっては、
多少色がつく場合があります。外に出ると発色
- 環境の条件によって濃さや色調が違います
- 調光レンズは、気温・天気・紫外線量などの環境条件の違いによって、濃度と色調の変化も違ってきます。日陰から日向に移ったときや太陽との角度が変わったりするたびに、微妙に濃さが変化していきます。 また、気温が高い夏場よりも雪山のような環境のほうが濃く変わる特性があります。
- 気温が高い夏は意外と発色しません
- 温度が高いと無色に戻ろうとする反応のほうが、紫外線により発色しようとする反応よりも強くなり、紫外線が強い夏場でも温度が高いとわずかに色づく程度にしか発色しない場合があります。
- 退色時間について
- 気温が低い冬は、一般に夏より色が濃くなり、退色にも時間がかかります。
- 調光レンズはサングラスではありません
- 夏の暑い日は、気温の低い冬ほど色が濃くなりません。眩しさを防ぎたい場合はサングラスをおすすめします。
- 紫外線をさえぎると発色が薄くなります
- 調光レンズは調光材が紫外線のエネルギーによって発色し、可視光や熱のエネルギーにより退色するという特性を持っています。そのため紫外線をさえぎる傘や帽子の使用時には、発色が抑えられて薄くなります。
- 車の中では、発色しません
- 一般的な車のフロントガラスは紫外線カットが施されているので、車内では発色しません。
※可視光線に反応する〈センシティダーク〉は紫外線がカットされた車内であってもレンズが発色します。
- レンズは経年劣化していきます
- 調光レンズは水分・紫外線等の影響により徐々に経年劣化し、濃度の低下や、色調の変化を生じます。また、レンズ表面のキズが劣化を促進する場合がありますので、取り扱いには注意してください。
キャリアカラー
可視光短波長光(ブルーライト)を軽減し、色の明暗がよくわかります。眼にやさしいだけでなく、豊富なカラーバリエーションも嬉しい!